野菜の毒素に気をつけて。

本日は野菜の性質や毒素、
またその処理や安全な食べ方について
書きたいと思います♪

実は野菜は、ただ土の中から芽を出して、
身を付けているだけじゃないんですね。

野菜のアク

野菜は日々、ウイルスや細菌、
または虫などとバトルを繰り返しています。

野菜自体は、
自分の身を守る防御本能をもっているのです。

ほとんどの野菜の葉や茎、そして根には、
虫や細菌から身を守るための成分が蓄えられています。

きっと多くの方がご存知かと思いますが
調理の際に「アク」と呼ばれている成分で、
食べると「苦味」「えぐみ」「渋み」を感じます。

これは、
「シュウ酸」「ホモゲンチジン」
「アルカロイ ド」「タンニン」
「塩分」などによるものです。

そして「アク」は
もちろん「悪」なんですね。

この野菜に含まれる
「アク」が人の体の中に入ると
消化器官に障害を生じさせることがあります。

ですから、腸内環境にとっては、
アクは危険な成分となりやすいです。

例えば、ホウレンソウには
「シュウ酸」を多く含んでいます。

この 「シュウ酸」は、
カルシウムの体内への吸収を
妨げるだけでなく、体外に出すために
カルシウムと結合して、
尿道結石や腎臓結石のもとにもなります。

「アク」 の強い野菜を食べる前には、
こうしたシュウ酸を先に外に出すような
下処理がとても大切なんですね。

例えば、 大根やニンジン、ごぼうも、
その皮のすぐ下には、アクを蓄えています。

野菜は虫にすぐに食べられないように、
皮の近くに虫が嫌う「アク=毒素」を蓄えることで、
その身を守っているからです。

ほうれん草を例にあげましたので
ついでにお話しすると・・

ほうれん草の下の方の株ですが
ここは必ず切り落としてから
お湯で茹でて和え物にしたり
お浸しにしたりしてお召し上がりください。

この株の部分には、
実は農薬も溜まっているからなんですね。

よくほうれん草をお湯で茹でる際に
株がついたまま根元から入れて
茹でてしまう方も見かけるのですが
これはやめていただいた方が良いです。

株に溜まっている農薬がお湯に流れ出して、
ホウレンソウ全体に浸透する恐れもあります。

株には特に、
シュウ酸も溜まっていますが
他にも泥が残っている場合があります。

泥には、
様々な微生物が存在しています。

特に畑の土には堆肥が含まれているので
この堆肥が動物から出来上がっている場合は
感染の恐れのある細菌や微生物も
含まれている場合があるんですね。

ご自宅で自然栽培や無農薬栽培されていると
もちろん農薬という点では無害となりますが
肥料に何を使用しているかは重要となります。

また自然であればあるほど、
野菜の毒も強くなり土の中の生物も強くなります。

ですから必ず家の外で
全ての泥を綺麗に落としてから
家の中に持ち込むように
していただきたいと思います。


野菜のアクには下処理が必要

さらに無農薬野菜の場合は
生でのお召し上がりは控えていただくと良いです。

漬物にしたり、茹でていただいてから
お浸しにしたり、酢漬けしたり。

毒素に対しての下処理をした上で
美味しくお召し上がりくださいね。

もともと野菜は、
生で食べられるように
作られていたものではないです。

現代は生で食べられるように
品質改良をされてきましたが
生サラダを食べるようになった歴史は
まだまだつい最近のことです。

野菜の毒の面からみても、
野菜を発酵させることは
本当に優れた日本の智慧です。

発酵することで
野菜のもつ毒素を消したり、
野菜の栄養素を活かしたりします。

また野菜をお浸しで食べたり
酢漬けにすることもおススメです。

安心安全に食すことができて
野菜のもつ食物繊維についても
腸内に入ってからの働きで役立ちます。


カビには注意!

また危険な野菜としては
少しでもカビた野菜については
口に入れることはとても危険です。

古い野菜がカビを出していたら
その野菜は丸ごと食べられません。

カビの部分を落とせば良いわけではなく
野菜全体にすでにカビの毒素は回っていて
さらにその野菜を食べてしまった場合は
カラダに蓄積されて、分解も排出もできません。

それほど微生物たちの毒素は
とても強力であるということです。

抗がん剤も、
世界の土の中にいる微生物の毒から
研究を進められているものですが
カビや、腐敗させる働きも微生物の働きです。

気を付けていただきたいと思います。


野菜の光合成について

また野菜を安全に食べるために
野菜の営みについても
少し触れておきたいと思います。

夜のうちに植物は窒素を吸収しますが、
その窒素が「硝酸態窒素(しょうさんたいちっそ)」
という形に変わって、植物の体内に蓄積されています。

これは、
植物にとってはとても大切な養分ですが、
この硝酸態窒素が、人間にとっては
発がん性が疑われたり、体調不良の原因ともなる
養分でもあります。

植物はそもそも
昼間に光合成をして酸素を出し
夜は二酸化炭素を出す性質をもちます。

余談ですが、
散歩やランニングも
夜は控えていただきたいんですね。

植物が二酸化炭素を出す
時間帯だからです。

散歩やランニングをするのなら
日が昇り、植物が光合成を始めて
太陽を感じて酸素を出し始めてからを
オススメいたします。

植物が光合成をした後の
酸素が新鮮な空気を吸ってくださいね。

朝摘みの野菜として
早朝から市場に並ぶ野菜は
確かに生きていて新鮮ではありますが
実はまだその日の太陽を浴びる前に
光合成をしないで暗いうちに
畑で摘まれてトラックで運び
市場に並んでいます。

スーパーに並ぶ時には
もちろん日の光を浴びることなく
並んでいます。

そうすると植物の中に蓄積した
硝酸態窒素は十分に排出されていません。

野菜を召し上がる前には
少し太陽に当てていただくと良いです。

スーパーで購入してきた野菜も
畑で摘まれてすぐの場合は
まだ生きていますから光合成をします。

朝にスーパーで野菜を購入して来たら
太陽に当てて少しでも光合成を
していただけると良いと思います。

その後、茹でたり酢漬けにしたり
発酵食を作ったり、炒めたりして
召し上がっていただくと良いです。

購入してきて
すぐに冷蔵庫へ…は
できるだけ避けていただくと
良いかと思います。

自然界の特性や特徴についても
少しずつ日々の暮らしの中に取り入れつつ

自然界と賢く付き合いながら
健康で幸福感ある暮らしや人生を
大切に築いていただきたいと心より願います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です